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黒ミサの真実 [悪魔学]

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img5ac6ac0bzik7zj.jpeg黒ミサは魔術師・錬金術師・魔女が、一同に集まり、集会を開くことです。そこには悪魔レオナルドが玉座に座しており、魔女達は忠誠を誓わなければなりません。

非常に俗悪な集会です。
生きた赤ん坊を食したり、ガマガエルやトカゲ、虫を入れたスープを飲んだり、レオナルドと交わったりと、神の意志に全て反する行為をします。

悪魔レオナルドは魔女らに刻印を付け、悪魔の僕である証を要求します。

レオナルドは山羊のような角を生やせ、右手にはヤーウェ・エロヒムを冒涜する言葉を刻んでいます。

2005-08-25.jpg黒ミサは大抵は夜中の2時~3時に行われます。これは悪魔が活発に活動する時間帯なのです。イエスはゴルゴダの丘で昼の3時に無くなりました。その反対の時間帯なわけです。

地獄にも聖書があり、例えばコリント書はキリスト教聖書では16章までですが、悪魔の聖書(聖というのも何ですが)には21章まであります。
その聖書には、黙示録の解釈も違います。
神によって善悪の人間を分け、イエスが降臨するのでは無く、ルシファーが地獄の猛火のように人間社会を不毛地帯に変えます。

黒ミサに魔術師・魔女達が出席するのは、悪魔の黙示録が成した時に人間を支配する権力を貰えるからです。
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魔女裁判では、多くの無実の女性が魔女と言われて焼かれました。夜出歩いているのは黒ミサに行くためだと審問官に言われ、魔女の証明として、爪と指の間に針を刺します。痛くなければ魔女ということです。しかし、その針は加工されており、押すと針が円筒の中に入る仕組みなので、刺さることはありません。こうして多くの犠牲者が中世では出ました。

黒ミサでは、本当に希ですが、バールやベリアル等の大物を召喚する場合もあります。バールは魔女に宝の在処を教えたり、ベリアルは堕落への誘惑の仕方を教えます。

言ってみれば、黒ミサは悪魔の学校みたいなものなのです。

「レギオン」は多くの者なり [悪魔学]

336520_013.jpg悪魔の名称はいろいろありますが、
「レギオン」という名前の悪魔もいます。
この悪魔は、呪い・憎しみ・復讐心などの魂の塊なのです。
よって、地獄界にも天上界にもいけずさまよっています。

さらには、仮に聖なる剣でレギオンをばらばらに打ち砕いたとしましょう。しばらくするとまた集合しだして復活します。

ではどのように退治すればいいのか?
基本的に1人のエクソシストでは不可能です。
ばらばらにしたレギオンの各魂を、1人づつエクソシズムすつしかありません。
防御役のエクソシストと攻撃役のエクソシストで最大20名は必要でしょうね。20100928193006.jpg

またこのレギオンは、いわば「地獄」でも「天国」にもいけず彷徨った悪魔です。悪魔はたやすく人に憑依しますが、レギオンはまだ死んだ人間の魂です。よって具体的な事ができます。
憑依もできますが、善人を殺すこともできます。直接、人間界に働きかける唯一の悪魔でしょう。336520_013.jpg
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「デモノロジィ」PART6・・・エクソシスト”ミカエリス” [悪魔学]

17世紀に活躍したと言われているセバスチャン・ミカエリス(S.Michaelis)は、詳細な事は不明ですが、フランスで活躍したエクソシストだと言われています。彼は『驚嘆すべき憑依の物語』(1612)の中で、修道女に憑依した悪魔から聞き出したこととして「悪魔のヒエラルキー(階級)」を公表しています。当然、これは天使の階級に対抗するもので、真偽のほどはさて置きますが、天使に階級があるのですから悪魔にもあっておかしくはないでしょう。
ちなみに、エクソシストについてですが、邦訳で「悪魔払い師」。たいていは悪魔学の権威とされている修道士が、その知識を駆使して呪文や十字架、聖水など様々な手段を使って悪魔払いを行うものです。人体の内部に侵入した悪魔を退散させるので、かなりの荒治療をしたこともあります。中世にはこのエクシストを本業にしていた者もいると伝えられています。

映画では有名なのが「エクソシスト」「エミリーローズ」「コンスタンティン」でしょうか。


「デモノロジィ」PART6・・ファウスト博士のメフィストフェレス [悪魔学]

前回ではファウスト博士がメフィストフェレスを誕生させ、悪魔学の貢献をしたと述べました。これはその後にも、ゲーテ、ドラクロア、ハイネ、トーマス・マンと言った文豪、詩人、画家の作品のモチーフとしてメフィストフェレスを取り上げていることからもわかります。
メフィストフェレスは実際には有力な悪魔というわけではありません。

ファウスト博士との契約時にも、自分で判断できずに地獄に引き返し、ルシファーにお伺いを立てていることからも地位の低さがわかります。ただこのメフィストフェレスを川切りに悪魔に対する見解が変化したことは注目すべきです。従来の硬直した悪魔観・・悪魔は悪の権化・・から批判精神に富んだ多面的な表情を見せる悪魔像を描いて見せました。

「メフィストは神に対立する者であると同時に神の意思の道具として現れる。物質世界の創造者であり、同時に神の家来、そして精神の原理に対抗する物質の原理でもあれば、善に対抗する悪であり、秩序に対抗するカオス、創造力に対する刺激、その様々な面を示す。」(『メフィストフェレス』J・B・ラッセル著 教文社)
メフィストフェレスは悪魔を悪から、悪を媒体にした影響力の統合的なものに変化させました。そしてそのメフィストを世に知らしめたファウスト博士の功績も、このように見れば大いなるものと言えましょう。


「デモノロジィ」PART5・・ファウスト博士の悪魔学 [悪魔学]

ファウスト博士は御馴染の人もいるでしょう。
ドイツの文豪ゲーテの戯曲でも有名です。このファウスト博士は、中世以降、民衆の間で最もよく知られた魔術師として有名です。
16世紀の末にドイツで記された『ヨハネス・ファウストス博士の物語』(著書不明)以降に、大衆劇・小説・オペラなどの世界でさまざまな形で取り上げられ、21世紀の今日に至っても『ファウスト物』としてその活動が繰り広げられています。
実は・・ファウスト博士のモデルとなった魔術師は実在しました。”ゲオルグ・ファウスト”(1480~1536年頃)といい、各地を遍歴して魔術師としての腕を磨いたと言われています。でも彼はどうやら魔術師とは名乗る者の、詐欺師的な人物で、訪問した土地で人を騙しては移動するということを繰り返していたようです。しかし、彼の貢献は「悪魔学」にとっては重要なものでした。
それは、有名な「メフィストフェレス」を誕生させたからです。
当初のメフィストフェレスの物語は・・・

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「デモノロジィ」PART4・・錬金術師パラケルススの悪魔学 [悪魔学]

パラケルススは。1493年、チューリヒ近郊にてに出生しました。バーゼル大学とイタリーのフェラーラ大学で医学を学び、続いてヨーロッパ諸国を遍歴。主に鉱物から抽出する薬物の研究を行います。様々な患者と症例に接することで医師としての経験を積み、この時期に近代外科医学の父と呼ばれるパレに出会って影響を受ける。パラケルススという名前は後年採用されたもので、古代ローマの名医ケルススを越える(パラ)存在という意味を有していると言われています。
1524年には母校バーゼル大学の医学教授に任命され、それまでの医学を完全否定して物議をかもし、医学用語からアラビア語を追放するなどして先輩同僚の恨みを買ってしまいます。
パラケルススは何事につけても喧嘩腰になる性格の所有者であったため、無数の敵を作ってしまい、すぐにバーゼル大学を追われているようです。以後、各地を放浪しながら著作と医療に専念し、1541年、ザルツブルグにて客死しています。
隠秘学に於けるパラケルススの功績は、それまで黄金生成を主眼としていた錬金術に生命科学としての意義を持たせたことにあります。また、「大宇宙小宇宙相互対応論」を占星術経由で医学に結び付けた点も功績の1つと言えます。
実像のパラケルススは天才的医学者であったが、後年の放浪時代の伝説が伝説を生み、魔術師としての評判も高くなりました。彼の没後、その名声に乗って多くの魔術的偽書が彼名義で出版され、いよいよ魔術師扱いされることとなります。
パラケルススにとっての「錬金術」は、卑金属を黄金に変える霊薬を作ることではなく、純粋に医学的な薬を作る目的がありました。またパラケルススの医学的な評価は高く、ルネサンス最大の人文学者エラスムスが証明しています。

パラケルススは”医学にとって魔術は最良の教師である”と述べています。
この「魔術」とは、”神から直接やってきて、医師に授けられる力”として捉えており、人間は「小宇宙」そのものという考えから成り立っています。

パラケルススの伝説的なエピソードがあります。

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「デモノロジィ」PART3・・マルティン・ルターの悪魔学 [悪魔学]

マルティン・ルター(1843~1546)は、ドイツの宗教改革者です。
世界史でも習った例の「ルターの宗教改革」でお馴染みです。
実はこのルターの悪魔論も良く知られています。ルターの宗教改革は、複雑な教会の儀式を順守するのではなく、個人における「聖書」の意味を問い直し、神と直接に向き合う事で”信仰”の本質を見極めるものでした。実はこの根本理念は、悪魔学が大きく影響しています。
伝承によれば、ルターはちょくちょく悪魔に会っており、戦い、打ち勝ったと言われています。

悪魔は神が任命した責務を十分にになっていると考えたわけです。悪魔の存在は、人々が神への信仰を怠ったり、背いた時に出現する「神の怒り」であり、「処刑係」というわけです。
つかり、悪魔が人を誘惑するのは「神の試練」とも言えます。
キリスト教の「自由意思」にも絡んできますが、神の信仰によって生きるも、悪魔によって堕落するのもその人の自由である、という神の意志にほかなりません。



ルター本人は、悪魔と何度も出会って誘惑されていたのですから、悪魔の性格や趣向について熟知していたようです。ルターは「神は悪魔を利用することで善を増大させる」という目的がある、と述べています。

のべつまくなしに悪魔と接触していれば、普通は親密な関係になります。互いの能力を十分に認め、戦場での好敵手のような感覚にとらわれるほどだそうです。でも悪魔の誘惑に打ち勝てるのは、ルターが悪魔の性癖を深く知っていたからです。

ルターは悪魔についてこのように評論しています。
”悪魔の力は世界と同じくらい大きく、世界と同じくらい広い。天国から地獄に至るまで勢力圏にある”と。


「デモノロジィ」の歴史PART2 アグリッパと悪魔の呪文 [悪魔学]

オカルティストの最高峰と言われているアグリッパは、正しくは”ネッテスハイムのアグリッパ”で1486年から1535年にドイツ出身の哲学者兼魔術師です。
彼の書いた『オカルト哲学』は、ルネッサンス期の最高峰と評価されています。アグリッパの根本的な思想は、「自然界に存在する文字や数字、形の研究を通じて神の知恵を取得」するという考え方で、ゲトマリアに多大な関心があったようです。
ゲトマリアとは、ピュタゴラスの「万物の原理は数」という思想体系やカバラ思想を元に発達し、アルファベットを数字に置き換えたり、その逆もやることで、隠された意味を探ろうとするものです。

またアグリッパは、「霊なるものが自然現象を支配・コントロール」していると考えました。そのために、霊を認知する方法として魔術を取り上げ、妖術や悪魔崇拝と切り離して学問としての体系を作りました。
彼はこう述べています。”想像力が魂に及ぼす影響は甚大で、影響を受けた魂は肉体・感情を大きくコントロールする”
また彼はどうやら「霊視」「霊感」があったという伝承も残っています。
ただ当時の一般民衆にとっては、このような「霊的能力」や学問としてのオカルティズムは、当然の如く悪魔と見做していたようです。

アグリッパの記したものでは、「黄道十二宮の悪魔」のリストがあります。
この場合の、「罪なき者」「殉教者」「証聖者」は、天使の次のランクで天上に棲む人間を指しています。


デモノロジィの歴史 [悪魔学]

「デモノロジィ」・・「悪魔学」とういう学問があります。
ルネサンス以降に、西洋では様々な学問が発展しますが、この「悪魔」を研究する学問も出現しました。
「デモノロジィ(Demonology)」または「サタノノジィ(Satanoligy)」と呼ばれています。
関連した学問には、哲学・宗教学・オカルティズムの分野に跨って展開されています。初期のデモノロジィは真摯なもので、キリスト教の神学の世界では、悪の存在が悪魔によるものであるというポジションでしたので、この悪魔学も重要な教義テーマでありました。また「オカルティズム(Occultisum)」が台頭し、悪魔学の存在を世に広めたとも言えます。「オカルティズム」もまた広範囲で、占星術・降霊術・魔術・錬金術などを含みます。この「オカルティズム」ですが、悪魔は元来は天使であった、という根本的な思想があります。つまり天界の知識・・宇宙の知恵・・森羅万象を悪魔は知っているということです。本当は悪魔は人間にこの宇宙の知識を教えてはならないことになっていますが、多少のリスクを侵してもこの大いなる知恵を得たい、というのが人間の性でしょう。そのためには悪魔とコンタクトを取り、その知識を聞きたい、と願うものです。悪魔学が展開された背景には、人間のあくなく知識欲と権勢欲・物質欲があったからにほかなりません。
また、悪魔学のもう1つの存在意義として、「悪魔の分類」があります。
地方の神がキリスト教において悪魔とされたり、旧約聖書に出てくる有名な悪魔もいますし、悪魔憑きのようなものまで、様々な悪魔を一度整理したい、というテーマです。
代表的な「悪魔学」を挙げてみましょう。
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