悪魔とカバラの関係 [悪魔]
カバラってご存知でしょうか?カッバーラとも発音します。ここではカバラと記載しますが、カバラとはユダヤ神秘主義の教義の1つです。カバラはヘブライ語で「受け入れ」「伝承」を意味します。神から伝授された知恵、あるいは師が弟子に伝承した神秘という意味で用いられております。
カバラはユダヤ教の伝統に忠実なために、他の宗教の神秘主義とは異なり理ますし、本来のカバラは、ユダヤ教の律法を遵守すること、あるいは神から律法の真意を学ぶことを目的としていました。
カバラで有名?なのは「セフィロトの樹(生命の樹)」ですが、エデンの園に植樹されていました。エデンには知恵の樹もあり、その実を食してはいけない、という主の命令に背き、イブが初めに食べてからアダムも食べた事をきっかけとしてエデンを追われます。もちろん、そこにはサタン(ルシファーという説が有力)の誘惑があってのことですが、結果的にエデンに追われる・・いわゆる原罪を背負うことになります。
エデンには同時に「生命の樹」の実もなるのですが、この実を食せば永遠に死なない、と言われています。まさに蟠桃園の桃ですね。
このセフィロトの樹ですが、話せば長くなるので、簡略化しますが、要は人間が神に近付くための生き方を「樹」のようなイメージで説明しているものです。
最初は「王国(マルクト)」から出発し、22のパスを伝わって、最終的に「王冠(ケテル)」に至ることを指します。この22のパス(通り経)は、タロットの大アルカナの22枚と相似しています。確かにカバリスト教団である「ゴールデン・ドーン(黄金の夜明け団)」のアーサー・E・ウェイトが原罪の、ライダー(ウェイト・スミス)版を監修したのですから、当たり前かもしれません。
タロットと大アルカナとの関係
ここで悪魔の話に戻ります。
聖書では悪魔は、堕天使もしくは異教の神のことです。
異教の神は触れないでおきますが、堕天使は元々は天使だったわけです。
特にルシフェルはセラフィムですから、天使のトップです。
主の一番近いところにいたわけです。
つまり、セフィロトの樹でいうところの「王冠(ケテル)」にいたとなります。
そのルシフェルが傲慢によって、天から追われ、地の底の落ちたのが堕天使の誕生です。
セフィロトの樹を鏡に映して、上下にしてみてください。
「王冠(ケテル)」は最も最下層にいくわけです。
ルシフェルはルシファーとなり、最下層の逆セフィロトの樹の「ケテル」にいることとなるわけです。
カバラはユダヤ教の伝統に忠実なために、他の宗教の神秘主義とは異なり理ますし、本来のカバラは、ユダヤ教の律法を遵守すること、あるいは神から律法の真意を学ぶことを目的としていました。
カバラで有名?なのは「セフィロトの樹(生命の樹)」ですが、エデンの園に植樹されていました。エデンには知恵の樹もあり、その実を食してはいけない、という主の命令に背き、イブが初めに食べてからアダムも食べた事をきっかけとしてエデンを追われます。もちろん、そこにはサタン(ルシファーという説が有力)の誘惑があってのことですが、結果的にエデンに追われる・・いわゆる原罪を背負うことになります。
エデンには同時に「生命の樹」の実もなるのですが、この実を食せば永遠に死なない、と言われています。まさに蟠桃園の桃ですね。
このセフィロトの樹ですが、話せば長くなるので、簡略化しますが、要は人間が神に近付くための生き方を「樹」のようなイメージで説明しているものです。
最初は「王国(マルクト)」から出発し、22のパスを伝わって、最終的に「王冠(ケテル)」に至ることを指します。この22のパス(通り経)は、タロットの大アルカナの22枚と相似しています。確かにカバリスト教団である「ゴールデン・ドーン(黄金の夜明け団)」のアーサー・E・ウェイトが原罪の、ライダー(ウェイト・スミス)版を監修したのですから、当たり前かもしれません。
タロットと大アルカナとの関係
ここで悪魔の話に戻ります。
聖書では悪魔は、堕天使もしくは異教の神のことです。
異教の神は触れないでおきますが、堕天使は元々は天使だったわけです。
特にルシフェルはセラフィムですから、天使のトップです。
主の一番近いところにいたわけです。
つまり、セフィロトの樹でいうところの「王冠(ケテル)」にいたとなります。
そのルシフェルが傲慢によって、天から追われ、地の底の落ちたのが堕天使の誕生です。
セフィロトの樹を鏡に映して、上下にしてみてください。
「王冠(ケテル)」は最も最下層にいくわけです。
ルシフェルはルシファーとなり、最下層の逆セフィロトの樹の「ケテル」にいることとなるわけです。
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