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7つの大罪 [悪魔]

baalzebub.jpg七つの大罪(ななつのたいざい)とは、キリスト教の用語です。七つの罪源とも呼んでいます。「罪」そのものというよりは、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことです。

ジョン・ミルトン著「失楽園」に7つのい大罪が詳しく書かれています。

各々の罪には、それに対応する悪魔が決められています。
「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憂鬱」、「憤怒」、「怠惰」、「傲慢」がその7つです。
300px-Hieronymus_Bosch-_The_Seven_Deadly_Sins_and_the_Four_Last_Things.JPG
傲慢 ルシファー
嫉妬 レヴィアタン
憤怒 サタン
怠惰 ベルフェゴール
強欲 マンモン(マモン)
暴食 ベルゼブブ
色欲 アスモデウス

leviathan21.jpgサタンはルシファーという説がありますので、考え方によっては掛け持ちをしているとも言えますし、一説によると、憤怒はベリアルもしくはアスタトロとも言われています。

7つの大罪が知られるようになったのは、映画「セブン」ですね。
主演はブラッド・ピッド、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシーと豪華キャストです。
これはある連続殺人事件が起こり、7つの大罪を犯したものを次々に殺していくというものです。それをブラピとモーガン・フリーマンの2人の刑事が追いかける設定ですね。

7つの大罪でも最も重い罪は「傲慢」です。
傲慢のためにルシファーは、天界の1/3を連れて、謀反を起こし、堕天使となったからです。

ベルフェゴールは肉欲ですが、ラファエルとトビトの物語で出てきますimages.jpgね。ある金持ちの娘が結婚し、初夜を迎えるたびにベルフェゴールに殺されます。6人殺され、7人目にトビトがラファエルの助けを借りて挑戦します。ラファエルは魚の胆嚢を取って、燻せばベルフェゴールは退散すると教え、ハッピーエンドを迎える話です。

吸血鬼は悪魔か? [悪魔]

吸血鬼。バンパイア。ノスフェラトゥ。
多くの呼び名はありますが、死人であり生き血を吸って永遠に生きることには変わりはありません。

ブラム・ストーカー著「ドラキュラ」では、悪魔とされていますね。

吸血鬼のモチーフは、14世紀のルーマニアの領主「ブラド4世」です。
彼は敵を城壁の廻りに、串刺しにして置いたので「串刺し王」とも呼ばれていました。

ただ原則的に言えば、バンパイアは堕天使ではありません。
神を拒絶したことには変わり有りませんが、元々は人間です。土から生まれたのです。

吸血鬼は死人です。心臓は止まり、皮膚は冷たい。
そして生き血を吸うためには殺人は必須です。
死人であることから、魂の存在はありません。
虚無です。魂が無いために「愛」も感じません。

そのような背景をみれば、悪魔と言えますが、
結論は悪魔的かもしれないが、悪魔ではありません。

人よりも素早く動け、太陽の光で焼かれ、にんにくを嫌う。
十字架を恐れ、樹の杭で心臓を指すと命を絶つことができます。

悪魔はそんなことでは死にません。
というか死というもが存在しません。
悪魔は人間の住む空間と、悪魔が棲む空間(地獄)との次元移動するだけです。
悪魔払いも端に地獄に強制退去させられるに過ぎません。

十字架は下っ端の悪魔は恐れますが、上位クラスの悪魔は平気です。
教会にも入れます。
下っ端の悪魔が恐れているのは、十字架ではなく、信仰心なのです。

科学的に言えば、バンパイアは病気となるでしょう。
ウィルスに冒されたわけです。つまり人間には変わり有りません。
死んではいますが。

タロットに出てくる悪魔 [悪魔]

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devil_R.jpgタロットはウェイト・スミス版から、カバラの思想体系を盛りこんだ絵に変わりました。カバラはユダヤ教・キリスト教・イスラム教・ケルト神話など多くの神話・宗教に影響を与えています。

そのタロットの中で悪魔が描かれているのは、
「恋人達」。智恵の樹の実をイブに食べさせようとルシファーが描かれています。
「運命の輪」。これも黄色の蛇=サタンですね。
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そして何と言っても「悪魔」。
ただこの悪魔のモチーフはレオナルド。魔女・魔法使いの守護者。黒ミサの指導者という別名です。

悪魔の世界にも位がありますが、レオナルドは小者。
とてもルシファー・ベールゼブブ・ベリアル・バール・アスタトロクラスではありません。

250px-DBP_1979_1030_Doctor_Johannes_Faust.jpgゲーテのファウストに出てくるメフィストフェレスクラスです。
ただ、タロットの「悪魔」には、ちゃんと七つの大罪が描かれていますが。

メフィストは、映画「ゴーストライダー」にも出てきますね。
バールも映画「ザ・ライト -エクソシストの真実-」でアンソニー・ホプキンスが憑依されますよね。
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ただバールは正確に言えば、「悪魔」ではありません。
地元の神だったのです。
それをキリスト教が異端ということで、悪魔に仕立て上げたんですね。
悪魔になったバールは、地下の金鉱を全部知っていて、人間に教えることもあるそうです。ただその悪臭は、我慢ができないぐらい強烈なもので、魔方陣から出て殺される人も多かったようです。金持ちの悪魔ですね。

ベールゼブブも原点はバールゼブルです。
蝿の魔王も昔は、頂きに立つ神だったわけです。
ベールゼブブが出てくる映画は「悪魔の棲む家」ですね。
とにかく蝿がよく出てきます。
またパワーがあるので、神父・尼が家に入ると、自然に彼らを追い出すこともできます。
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悪魔王は「サタン」は「ルシファー」なのか? [悪魔]

「サタン」=「ルシファー」の公式は、正確には不明ということになります。
ただ一般的な解釈では・・・
堕天使となった「ルシファー」が、天界の三分の一を引く連れて、地獄界に落ちたとき、その称号として「サタン」となった、とも言われています。
「サタン」はルシファーとは別で、サタナエルが堕天使となった名前である、という説もあります。
つまり、現存されている文献上では、わからないんですね。

「サタン」は悪魔世界の「称号」の1つだという説もあるんですが、私はこの説に賛成です。天界を追放された堕天使では、ルシファーを筆頭として、ベールゼブブ・アザゼル・アスタトロ・ベリアルという蒼々たるメンバーがいます。

やはりその中で、サタンたる堕天使はルシファーが合っていますよね。
エデンの園で、イヴをそそのかし、知恵の樹の実を食べさせたのはルシファーです。
現実に、その誘惑の仕方が・・・「この実をなぜ神は食べてはいけない!とおっしゃっったのだ。」「死んでしまうからです」とイヴ。「そうではない。おまえの知識が神と同等になることを神が畏れているからだ。おまえはこの実を食べれば神の知が得られる」・・・と七つの大罪「傲慢」がもろに出ています。


ダンテの『神曲』地獄編では、極寒地獄にサタンがとらわれの身で描かれています。
「サタン」はヘブライ語では「敵」「反抗者」ですから、ルシファーの別名としてもおかしくはありません。

難しいですね。
「サタン」はシンボルや称号のようなものだと思いたいです。


ジル・ド・レイ侯爵は悪魔か? [悪魔]

この世に現存した悪魔的な人間ってのがいます。
実存するから怖いですが、本当に「悪魔」たる人間ってのはいるんでしょうか?
「聖人」がいる以上、「悪人」もいるんでしょう。

ジル・ド・レイ侯爵は、フランスの名だたる貴族です。
かの有名なジャンヌ・ダルクと英仏100年戦争で元帥も勤め上げました。

なにせ闘うことが好きなんです。
闘う・・といっても勝利を味わうのではありません。
人間が殺される様を観るのが好きなんです。
そういう趣味もあるでしょう。死姦というフェチですね。

時は中世のフランス。1904年に生を受け、1932年に28歳でレイ家の跡継ぎとなります。
莫大な金持ちです。
フランスの大貴族ですから。
1931年にジャンヌは火あぶりの処刑をされるので、当時の戦争は正式な家督を継いでいるのではなかったのでしょうが、権力は絶大です。

この男の凄さは「幼児殺害」です。
200人とも400人とも記録が混在していますが、要は自分の領土内の幼い子供をさらって、惨殺するのが趣味なんです。

子供たちの流した血の風呂でエクスタシーを感じたとも記録にあります。
彼は当然。貴族といえども、これだけの大罪を犯したのですから裁判になるわけです。
裁判記録には生々しい殺人の現場が書かれています。

でも、彼は本当に悪魔なんでしょうか?
行動は悪魔的です。
ただ、その動機が幼児的なんです。
幼児が莫大な財産を相続し、100年戦争で英雄になり、殺しの味を知ってしまうわけですね。

ある意味、彼も被害者かもしれません。
聖なる教育を受けられなかった(戦争のため)ための被害者です。
殺意も何もなく、単に「観たいから」「欲望を満たすため」の殺しです。

でもルシファーは喜ぶでしょうが。

ルシファーとセフィロトの樹 [悪魔]

300px-TreeOfLife.jpg基本的にキリスト教会の「悪魔」は堕天使とされています。
だは「堕天使」って何でしょう?

天界戦争で敗れたルシフェル(当時はセラフィム)が部下(天使の三分の一)を引き連れて革命を起こし、天から地獄へ堕ちたかた「堕天使」なのでしょうか。

それは表面的な見方に過ぎません。
もっと奥が深いんです。

カバラ(カッバーラ・カバラー)の教義を説明する場合、セフィロトの樹を示します。
セフィロトの樹は「生命の樹」です。
エデンの園にあり、アダムとイブは自由にその実を食べることができました。
でも、蛇の誘惑(ルシファーの誘惑)で、まずはイブが食べ、アダムも知恵の樹の実を食べてしまいます。0166.jpg

エデンの園を人類が追われる原罪です。

ではその「セフィロトの樹」ってなんでしょう。

セフィロトの樹は、神(ヤーウェ)至る人間の進むべき道しるべを象徴として描いたものです。
22のパスと10個のセフィラー(単数)があり、王国から王冠に至る道のりを、人間は歩むべく努力するわけです。

最終的には「王冠(ケテル)」に到着するのが目的なのですが、天頂の白丸のセフィラ(ケテル)から右下の灰色丸(コクマー)、左の黒丸(ビナー)、右下の青丸(ケセド)、左の赤丸(ゲブラー)、右下の黄丸(全体の中央でティフェレト)、右下の緑丸(ネツァク)、左の橙丸(ホド)、右下の紫丸(イェソド)を経て、いわゆる、ジグザグに進み、最終の虹色丸(マルクト)のセフィラへと至る。なお、第3から第4のセフィラの間に隠されたダアト(右図では点線丸)というセフィラがあります。

22のパスは * アレフ (ケテル → コクマー)愚者
* ベート (ケテル → ビナー)魔術師
* ギーメル (ケテル → ティファレト)女教皇
* ダレット (コクマ → ビナー)女帝
* ヘー (コクマー → ティファレト)皇帝
* ヴァヴ (コクマ → ケセド)教皇
* ザイン (ビナー → ティファレト)恋人
* ヘット (ビナー → ゲブラー)戦車
* テット (ケセド → ゲブラー)力
* ヨッド (ケセド → ティファレト)隠者
* カフ (ケセド → ネツァク)運命の輪
* ラメド (ゲブラー → ティファレト)正義
* メム (ゲブラー → ホド)吊るされた男
* ヌン (ティファレト → ネツァク)死神
* サメフ (ティファレト → イェソド)節制
* アイン (ティファレト → ホド)悪魔
* ペー (ネツァク → ホド)塔
* ツァディー (ネツァク → イェソド)星
* コフ (ネツァク → マルクト)月
* レーシュ (ホド → イェソド)太陽
* シン (ホド → マルクト)審判
* タヴ (イェソド → マルクト)世界
となっており、まさしく「タロット」の世界です。
つまりタロットはユダヤ教神秘主義(カバラ)の思想を、その絵の中に託しているんです。

そういう意味では、タロットは魔術というよりまっとうな思想体系と言えます。

ではルシファーの堕天はいかなるものか?です。
ルシフェルは当時はセラフィムの長でしたから、もっとも「王冠(ケテル)」に近い、すでに到達していたのでしょう。神は人間を作ります。その人間も面白くないのですが、仮眠の座を奪おうと傲慢の欲が出てくるわけです。

セフィロトの樹を鏡に映してみると、「王冠(ケテル)」が最下層に位置します。
つまるところ、ルシフェルは傲慢によってセフィロトの反対側の最下層に落ちたわけです。

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サバトの支配者「レオナール」 [悪魔]

180px-Baphomet.pngレオナール・・レオナルドは、悪魔らしい・・タロットの悪魔はこのレオナールが主人公のようです。
サバトの総帥として有名です。
サバトとは、魔法使いや魔女の黒ミサで、アンチキリストのミサを冒涜する意味で行われます。
一般的にイエスが死を迎えた午後3時の反対、午前3時から行われ、赤ん坊の肉や蛇やねずみ、蜘蛛などを食するといわれます。
赤子の血や糞尿がワインとなるわけです。
第一級の魔神で、悪魔と魔女の集会であるサバトの総帥。
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ときには、牡牛や大きな黒い鳥、顔のある木の幹などの姿で現れるが、
サバトでは長身の牡ヤギ姿で現れるのがほとんど。
3本の角と狐のような両耳、丸くみひらかれギラギラと輝く目を持ち、
髪を逆立ててヤギ髭をたらし、臀部にもうひとつ顔を持つ。

時と場合によっては、グラン・ネーグル(大きな黒人)とも呼ばれています。

レオナールを崇拝する魔女たちは緑色の蝋燭を手に、
そこへ接吻するという。
メランコリックな性格で寡黙だが、サバトへ出るときは、
傲然(ごうぜん)とし、威厳をひけらかしている。
レオナールが支配する力を防御するには、五芒星のペンダントが効果的。

実際にタロットのレオナールは逆五芒星を頭にかざしています。
タロット「悪魔」の詳細
つまり、それだけ五芒星が悪魔にとっては忌み嫌うものだということです。



悪魔とカバラの関係 [悪魔]

sephiroto.gifカバラってご存知でしょうか?カッバーラとも発音します。ここではカバラと記載しますが、カバラとはユダヤ神秘主義の教義の1つです。カバラはヘブライ語で「受け入れ」「伝承」を意味します。神から伝授された知恵、あるいは師が弟子に伝承した神秘という意味で用いられております。

カバラはユダヤ教の伝統に忠実なために、他の宗教の神秘主義とは異なり理ますし、本来のカバラは、ユダヤ教の律法を遵守すること、あるいは神から律法の真意を学ぶことを目的としていました。

カバラで有名?なのは「セフィロトの樹(生命の樹)」ですが、エデンの園に植樹されていました。300px-TreeOfLife.jpgエデンには知恵の樹もあり、その実を食してはいけない、という主の命令に背き、イブが初めに食べてからアダムも食べた事をきっかけとしてエデンを追われます。もちろん、そこにはサタン(ルシファーという説が有力)の誘惑があってのことですが、結果的にエデンに追われる・・いわゆる原罪を背負うことになります。

エデンには同時に「生命の樹」の実もなるのですが、この実を食せば永遠に死なない、と言われています。まさに蟠桃園の桃ですね。
このセフィロトの樹ですが、話せば長くなるので、簡略化しますが、要は人間が神に近付くための生き方を「樹」のようなイメージで説明しているものです。

最初は「王国(マルクト)」から出発し、22のパスを伝わって、最終的に「王冠(ケテル)」に至ることを指します。この22のパス(通り経)は、タロットの大アルカナの22枚と相似しています。確かにカバリスト教団である「ゴールデン・ドーン(黄金の夜明け団)」のアーサー・E・ウェイトが原罪の、ライダー(ウェイト・スミス)版を監修したのですから、当たり前かもしれません。
タロットと大アルカナとの関係

ここで悪魔の話に戻ります。
聖書では悪魔は、堕天使もしくは異教の神のことです。
異教の神は触れないでおきますが、堕天使は元々は天使だったわけです。
特にルシフェルはセラフィムですから、天使のトップです。
主の一番近いところにいたわけです。
つまり、セフィロトの樹でいうところの「王冠(ケテル)」にいたとなります。

300px-Gustave_Dore_Inferno34.jpgそのルシフェルが傲慢によって、天から追われ、地の底の落ちたのが堕天使の誕生です。
セフィロトの樹を鏡に映して、上下にしてみてください。
「王冠(ケテル)」は最も最下層にいくわけです。
ルシフェルはルシファーとなり、最下層の逆セフィロトの樹の「ケテル」にいることとなるわけです。

悪魔との契約 [悪魔]

悪魔との契約を交わす方法はいくつかあります。
招霊の場所で『魔法の書』を読み上げるか、招霊の呪文を唱える、もしくは大きな十字架で黒い雌鶏を殺して魔法の呪文とともに埋めるかなどです。
悪魔が降臨した場合には、取引をしますが、その場合は自分の血で行います。
悪魔との契約については諸説あります。
【ガバリス伯爵の説】
悪魔との契約は「グノーム」との間でなされ、ぐのーむは人間の魂の代価としてたっぷりと財宝を与える。しかし、その行為は冥界の主人たちの助言によって行われる。
【ベルジェの説】
契約とは悪魔とのあいだで行われる明白で暗黙の協定で、悪魔の力を借りて自然の能力を超えた事物を手に入れようと期待して行うものである。したがって、契約にははっきりと明白になされるものと、暗黙に・・あやふやな状態でなされるものがある。契約が明白になされる場合とは、1.その冥界の悪魔を現実に見るにせよ、見たように思ったにせよ、人がじかに悪魔を呼び出して助力を乞う場合。2.悪魔との関係、交渉があると思われる人物に仲介して呼び出す場合。3.悪魔の効果を期待して呼び出す場合。
とされている。
契約が暗黙になされる場合は、人が何かの行為をする場合に、それが自然にであれ、趙自然的にであれ、起こり得ないような効果を期待する場合である。その例が呪文による病の癒しである。神は呪文による病の回復の力を人間に与えたわけではないのだから、そこには当然、悪魔の効力が裏にあるとみて良い。

このように悪魔との契約については悪魔学でも詳細に語られていますが、魔法書の中には・・やたら長い題名ですが・・面白い一節が記載されています。
その長いタイトルは『鎖骨の聖なる支配、または契約をかわす真の方法。すべての偉大なる上級精霊の名、力、才能を付す、および偉大なる鎖骨の章を、大声で読み上げることによって彼らを呼び出し、人が望む働きをさせるための方法』です。

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