Role Of Angels・・天使たちの忙しい職務

神は宇宙創造にあてり、まずは天使たちを造ったとされています。やがて各天体・・地球・・そして様々な生き物・・ついには人間を作りました。天使たちを最初に造ったのには理由があります。神は広大な宇宙の運航から、ちっぽけな人間の、日々の監視まですべてにおいて管理しなければなりません。そのために、その莫大な量の仕事を補佐する天使を造ったとされています。天使たちの数は数万・・数十万と言われていますが、各天使にはそれぞれの役割が施されることになりました。
神の右腕として働く天使たちの中心となるのは、「ミカエル」「ガブリエル」「ラファエル」「ウリエル」の４大天使であるようです。実際は彼ら４大天使たちの下にも数多くの天使たちが居て、膨大な仕事をこなしています。
では・・働く天使たちの職務とはどんなものがあるのでしょう？
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＜守護天使＞
守護天使の役割は保護、監視、後見役、奉仕などが主な仕事とされています。国家から都市、地域、人間に至るまで、非常に多忙を極める仕事でしょう。カバラ文献によれば、ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエルがその指導天使として下級天使たちを監督しているとのこと。ヘブライ人は７０の国家があったのですが、そのそれぞれに守護天使が居たのですが、名前がわかっているのはマタイ伝に記された４つの国しかありません。
ペルシャの守護天使がドビエル（熊の神）、ローマの守護天使がサマエル（闇の支配者）、エジプトの守護天使がラハブ（原始の海の支配者）、イスラエルの守護天使がミカエルです。

でもミカエル以外の３人は堕天使になってしまったと言われています。
ペルシャ・ローマ・エジプトは、当時のイスラエルとは敵対関係にありましたから、イスラエルとしては堕天使にしたかったのかも知れません。
人間や生き物の守護天使の名前は、有名な聖人をのぞいてほとんどわかりません。タルムードによれば、全てのユダヤ人には生涯の間に11000人もの守護天使が付き添っていると言われています。
アメリカの詩人ロングフェローは、”人には生命の天使と死の天使の2人が付き添っている。彼らの名前はないが、純白のローブを纏い、常にその人と行動を共にしている”と述べています。
非公式ですが、キリスト教会では1人の人間には2人の守護天使がいることを認めており、右側の天使は善を導き、左は悪に誘う天使とされています。