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天使も悪魔も火で作られた。 [天使]

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ユダヤ教の旧約聖書では、主(ヤーウェ・エロヒム)が、この宇宙(世界)を創造します。6日働いて、7日目に休息を取りました。だからユダヤ教・イスラム教では安息日というのがあります。元々、キリスト教もイスラム教も、ユダヤ教が元になっています。まあ、当たり前と言えば当たり前ですね。

ただ、安息日を設定したのは人間です。神はそんな考えは無かったのでしょうね?

0166.jpg神は世界を創造するに当たって、召使いも作りました。
それが天使です。天使は火から作られました。人間(アダム)は土から作られました。アダムの最初の奥さんは「リリス」です。リリスはアダムに俗悪的な肉欲を迫り、アダムはリリスを遠ざけます。リリスはルシファーと結ばれ、悪魔の仲間入りとなります。そこで、神はアダムの肋骨から、イブを再度作ります。人間の遺伝子が、男がY遺伝子が1つあるのと、女はX遺伝子だけなのは、何か神秘的なものを感じますね。

悪魔も火から作られました。
地獄の猛火ではありません。ちゃんとした「火」の属性からです。

それは、悪魔は元来は天使だったからです。
ルシフェルの謀反で、1/3の天使が従いました。

ルシフェル元をたどれば、主から創造されたのです。
謀反を起こしても、数的に不利。しかも主に勝てるわけがありません。
直接に戦ったのは、大天使ミカエルです。双子の兄弟の争いです。
ミカエルの後ろ盾は神。勝てるはずがありません。

セフィロトの樹2.jpgよって堕天使となり、地下深くに落とされます。
セフィロトの樹のちょうど逆ですね。
天使だったころ、セフィロトの樹の上位にいた天使は、堕天使になれば、最下位の位置にいるわけです。

堕天使=悪魔です。よって悪魔も火から作られたわけです。
タグ:天使 悪魔

肉体を持てるのは天使以上 [天使]

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lucifer_flipped1236380079.jpg映画「エミリー・ローズ」では、エクソシストの場面で、ルシファーの名前がでてきます。ルシファーは「唯一、肉体を持つ悪魔」と言っていました。

キリスト教では三位一体という考え方があります。
これはイエスが神である。という信仰では、絶対神一神教のキリスト教の教義では不都合だからです。

密教の本尊は大日如来です。しかし密教の寺院には、各々別な本尊を奉っています。釈迦如来もあれば、阿弥陀如来もあります。不動明王の場合もあるのです。
これは大日如来が、全ての仏に変化して人間界に降りて教えを説くことができるからです。

三位一体もこの考え方に似ています。絶対神・創造主である「ヤーウェ・エロヒム」は全てのものに変化できるわけです。その1つがイエスです。
セフィロトの樹2.jpg
イエスは医学上は人間ですから肉体を持っています。
つまり肉体を持つことの出来るのは、天使(これも神の分身と言えます)以上であることの証です。

一説によれば、ガブリエルはノアに。ミカエルはアダムに変化したとも言う書簡があります。

ということは、堕天使であるルシファーが肉体を持つことは不可能です。何せ逆セフィロトの樹の最下層にいる悪魔ですから。

参考までにセフィロトの樹は、向かって右の柱がイエスで慈悲の柱。真ん中は真理の柱と呼ばれヤーウェ・エロヒム、すなわち主です。左は峻厳の柱。精霊ルーハとなっています。

g_top_pict.jpg肉体を持てることは特権なのです。
しかし肉体を持ってしまったために堕落や誘惑もあり得ます。

ただ堕天使とはいえ、ミカエルと双子の兄弟。且つ、天使の時代はリシフェルと名乗り、神に次ぐ地位です。それだけの力があれば肉体を持つことも不可能では無いかもしれません。

<参考図書>下記はアマゾンのリンクです。
図解 悪魔学 http://p.tl/9EnJ
悪魔の時点  http://p.tl/qNx1
悪魔辞典   http://p.tl/WIQK

メタトロンとサンダルフォンの関係 [天使]

通常、天使は「神の使い」という意味の「エル」が付きます。ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエル・・・等です。
しかし、メタトロンとサンダルフォンには付いていません。

Michael1.jpgメタトロンの性格については様々な伝承があるります。
「契約の天使」「天の書記」「神の代理人」「小YHWH」(YHWH はヘブライで神を表す)など、様々な異称を持っています。

これ自体がメタトロンの不可思議さでしょう。
76の異名を持つともいうのですから。

中世ユダヤ神秘主義者のなかには「出エジプト記」に現れる「太陽よりも燦然と輝く」顔を持つ天の御使いこそメタトロンであり、天の上から「炎の柱」を使って彼らを導いたという一説があります。
Image450.jpg
一般には出エジプト記の「炎の柱」は神そのものであるとされています。しかしこの説は飛躍しすぎていますね。神がメタトロンを創ったのですから。神を超える者はいません。

偽典「エノク書」ではエノクが天上に昇りメタトロンになったという記述があります。

また預言者エリヤともされる天使サンダルフォンとは、双子の兄弟であるともいわれています。

大天使ミカエルよりも強大だとされ、神と同一視する声もあるぐらいです。

メタトロンは非常に身体が大きく、一説では銀河系ほどとか太陽系ほどとかと言われています。

人間界にいる時は「エノク」という預言者でした。
そして生きたまま、ミカエルの案内で天界に行きます。
そして神の玉座を観るわけです。
当時の彼は恐ろしくて、顔を上げられなかったと言われています。
Enochtoziondp.jpg
後に地上に戻り、天界の教えを導くと、生きたまま「メタトロン」という天使になったそうです。

サンダルフォンです。
名前は「兄弟」を意味し、天国の歌を司るのが職務とされる他、ミカエルと共にサタンと戦う役割を持つともいわれています。

預言者エリヤが生きながら昇天してサンダルフォンとなったといいますからエノクと同じですね。

第五天マティを支配する天使で、天に達するほど巨大な姿の巨人だとされるところもエノクそっくりです。

罪を犯した天使たちを永遠に閉じ込めておく幽閉所の支配者でもあるといいます。しかしその役目は「ウリエル」が濃厚という説もあり、どちらかといえば誕生を控えた胎児の性別を決める天使のほうが合っている気がします。

天使のヒエラルキー再考 [天使]

G1_angm2.gif天界にも位があります。
というか、後の聖書学者達が考えたものなんですが。

大天使という言葉をよく聞くと思います。
4大天使とかですね。

実はこの4大天使も諸説あります。
「ミカエル」「ガブリエル」「ラファエル」「ウリエル」説
「ミカエル」「ガブリエル」「ラファエル」「メタトロン」説
「ミカエル」「ガブリエル」「ウリエル」「メタトロン」説
と何が本当なのかわかりません。
g_top_pict.jpg
しかも教会公認のヒエラルキーは、一番上位はセラフィム、二番目がケルビム、三番目がスローンズ・・・・となっています。
大天使は下から二番目です。

念のために全部書き出すと・・
上位三隊 「父」のヒエラルキー
* 熾天使(セラフィム / 単数形はセラフ)
* 智天使(ケルビム / 単数形はケルブ)
*座天使(スローンズ / 単数形はスローネ)
中位三隊 「子」のヒエラルキー
* 主天使(ドミニオンズまたはキュリオテテス)
* 力天使(デュナメイスまたはヴァーチュズ)
* 能天使(エクスシアイ / 単数形はエクスシア)
下位三隊 「聖霊」のヒエラルキー
* 権天使(アルヒャイ / 単数形はアルケー)
* 大天使(アルヒアンゲロイ / 単数形はアルヒアンゲロス)
* 天使(アンゲロイ / 単数形はアンゲロス)

lucifer.jpgあのルシフェルとの天界大戦争の大将は「ミカエル」です。
その「ミカエル」が大天使ならば、曹長クラスが将軍をやっているようなものです。あきらかに矛盾していますね。

しかも「ガブリエル」は神の玉座の左に座すものとも呼ばれています。これは明らかに矛盾です。

当時の天界には「ルシフェル」がいました。
天界のNO.2です。
そして「自分も神と同様に玉座に座れるはずだ」という傲慢の罪で、堕天使になります。堕天使の名前は「ルシファー」です。別名サタンですね。彼は天界の1/3の部下の天使達を連れて戦争を起こします。

「ルシフェル」の双子の兄弟が「ミカエル」です。
私見ですが、4大天使と呼ばれる場合は、公認のヒエラルキーとは別で、尊敬の意味による呼び名ではないでしょうか?

天使の階級スローンズ [天使]

jacob00.jpg天使には階級がある、という定説があります。
これはキリスト教が考えた事なんですが、一番上位に位置する「ケルビム」。
二位のポジションが「セラフィム」です。日本語訳では「熾天使 」と呼ばれていますね。

単数形はセラフ、複数形はセラフィム(セラーフィーム)となります。
映画「マトリックス」で「セラフ」という登場人物がでてきました。中国系の武術の達人で預言者を守る役目を担っていましたよね。

三番目に位置するにが「座天使」ことスローンズです。
座天使(ざてんし、ソロネ・スローンズ(Thrones)、またはオファニム(Ofanim)、ガルガリン(Galgalim))とも呼ばれます。angel1.jpg

スローンズという名は「玉座」や「車輪」の意で、唯一神たる「ヤーウェ」・・主の戦車を運ぶ者とされる。また、「意思の支配者(Lords of Will)」の異名も持ちます。

物質の体をもつ天使としては最上級にあたり、主に燃え盛る車輪の姿で描かれる。
座天使の指揮官は、ザフキエルまたはラファエルとされる。

ラファエルは「トビトの書」でも有名な天使です。
悪魔「アスモデウス」を、魚の肝臓・胆臓を燻すことで、追い払うようにトビトの息子「トビアス」に告げます。
そこで、不幸なる金持ちの娘と結婚できるんです。
この娘には「アスモデウス」が取り付いていて、結婚した初夜に婿さんを殺すという悲劇のため適齢期になっても結婚ができません。

このようにラファエルは旅人の守護、病気や医療の守護天使と言われるゆえんです。

ただ「座天使」は「車輪」のような姿をしていると言われ、神の玉座の車輪なのですから、多少の矛盾がありますよね。
神の命により、人間界に降り立って、トビトを助けたのでしょう。


天使の階級その2 ケルビム [天使]

天使のヒエラルキーの次席は「ケルビム」です。智天使と呼ばれています。

11154180.jpg旧約聖書の創世記によると、神はアダムとイヴを追放した後、命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともにケルビムを置いたといいいます。

また、契約の箱の上にはこの天使を模した金細工が乗せられている。神の姿を見ることができる(=智:ソフィア)ことから「智天使」という訳語をあてられていました。

エゼキエル書10章21節によれば、四つの顔と四つの翼を持ち、その翼の下には人の手のようなものがある。ルネッサンス絵画ではそのまま描写するのではなく、翼を持つ愛らしい赤子の姿で表現されている。これをプット(Putto)といいます。

どうやら、位の高い天使は人間ぽく無いのかもしれません。
非常にセラフィムと類似していますよね。

旧約聖書によるとケルビムの姿は「その中には四つの生き物の姿があった。それは人間のようなもので、それぞれ四つの顔を持ち、四つの翼をおびていた。・・・その顔は"人間の顔のようであり、右に獅子の顔、左に牛の顔、後ろに鷲の顔"を持っていた。・・・生き物のかたわらには車輪があって、それは車輪の中にもうひとつの車輪があるかのようで、それによってこの生き物はどの方向にも速やかに移動することができた。・・・ケルビムの"全身、すなわち背中、両手、翼と車輪には、一面に目がつけられていた"(知の象徴)・・・ケルビムの一対の翼は大空にまっすぐ伸びて互いにふれ合い、他の一対の翼が体をおおっていた(体をもっていないから隠しているという)・・・・またケルビムにはその翼の下に、人間の手の手の形がみえていた(神の手だという)」とされているとうです。

天使の階級その1 [天使]

天使にも階級があるようです。
もちろん、キリスト教会や多くのオカルティストの文献によるものです。
あの有名な堕天使ルシファーは、天使であった時代は、セラフィムという最高階級に属していました。
rusifa.jpg12~13世紀に入ると、神学者たちは天使のランキングを整理、完成させます。
一般に9階級から7階級とされていますし、異論も多く、定かなものではありません。

ここでは最も知られている9階級についてご紹介しましょう。
天使軍団は「上級天使」「中級天使」「下級天使」と大きく3つに分類されます。

「上級天使」は「セラフィム」「ケルビム」「オファニム」の3階級です。

セラフィムは熾天使とも言い、天使階級の最上級に位置します。
三対六枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼ではばたく。神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃える、などの意)天使と言われているわけです。

キリスト今日では、主と直接に交わり、純粋な光と思考の存在として愛と炎を共鳴すると言われています。
ヘブライ語では「トリスアギオン」と呼ばれ、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。」と刻まれた「炎の短剣」かもしくは「炎の旗」を持っています。

彼らは常に主の玉座に飛翔し、主を讃えています。seraphim.jpg
セラフィムの指揮官は諸説ありますが、メタトロン、ウリエル、ナタエル、ガブリエルという説もあります。
堕天使以前は、ルシフェルが指揮官という説もありますが、ミカエルの名前が無いのが不思議です。ミカエルは一説によれば、ルシフェルの双子の兄弟ですし、天使と悪魔の天界大戦争の総司令官であった彼がセラフィムでないのは腑に落ちません。

天使たちの活躍の場PART1 [天使]

エデンの園を追われたアダムとイブは、寿命が有限になってしまった引き換えに子孫を残すことができるようになりました。そこで人類は様々な場所で繁栄しまいあたが、人類の生命が終末を迎える時がきます。最後の審判と時です。キリスト教においては死者は土に戻り、その魂は眠りに就きます。その後、神は予定通りに歴史を進行させて終末を迎えます。殺戮、天変地異、邪悪な化け物の出現、人類の滅亡といった一連の終末への進行は、天使たちのラッパを合図に行われるのです。
この終末に多くの天使や堕天使たちが活躍することになります。この時、墓に眠る全ての人々は神の前に集められ、最後の審判を受けます。それは、生前の生活が神にとって喜ばしいものか、そうでないかという基準で判断されます。神が裁判官であり、人間の弁護を大天使ミカエルが、そして罪状告白するのがサタン(ルシファー)であります。
この終末思想は、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教など様々な解釈があります。まや時代の変遷によってもその解釈が異なります。
ここでは最もメジャーな『ヨハネの黙示録』から、最後の審判、終末思想をみていきたいと考えています。


「グリゴリ」PART3・・いったいグリゴリの素性は何か? [天使]

通常、天使は霊的な存在ですから・・肉体を持っていない・・人間との交合はできません。ただ、前述した映画「エミリーローズ」でも堕天使ルシファーが自分のことを”肉体を持つ悪魔”と評していますし、人は神に似せて造られた、という旧約聖書からも「肉体」と「霊魂」は、何か関係があるのかも知れません。要は神からのご褒美・・指示・・によって天使が肉体を持つ、もしくは、非常に強力な霊的存在の場合は肉体を持つことができる、のではないかという考察です。
ここではグリゴリですから、そんなに強力な霊的存在ではありませんし、神からの指示とは到底考えられません。
ある神学者たちによれば、グリゴリなども大地に接触しているうちに、霊的な存在が次第に肉体に変化したのではないかとされています。またグリゴリ自体が、他の天使たちと変わっているという記述が『エノク書』にも描かれています。
エノクは人間でありながら天界を見た者で後にメタトロンという大天使になりますが、エノクが第5天に幽閉されたグリゴリたちを見てこう記しています。
「彼らは人間の姿と同じだが、大きさは巨人よりも大きく、顔は悲しげで、沈黙を守っていた。そして第5天にいながら勤務はなかった」というものです。非常に身の丈が高かったということです。
またグリゴリの別名は「見張る者」です。これは言いかえれば「眠らぬ者」という意味にも拡大解釈できそうです。
そう考えると、天使というより地場の神のようなイメージかも知れません。ギリシャ神話・インド神話・・もちろん日本も多神教です。でもキリスト教は基本的に三位一体・・父なる絶対神と子であるイエス、補佐役の聖霊と、単神教ですから、多神教からの変化に伴い巨人族っぽい神たちグリゴリがキリスト教の中に取り込まれてしまったように思えます。
教皇文書にはグリゴリは天使軍団の第10番目に属すると記されています。
第10番目の天使軍団でありながら、第5天から離脱して、神への謀反を企てた感があります。ルシファーたちのような天界での戦争をするというより、幽閉されていたのを脱出して反旗を翻すようなちょっと違ったイメージです。グリゴリたちにはどうやら豊富な知識があるようで、その意味では魔術師や呪術師、錬金術を志す者たちにとっては篤い信頼を得ているようです。


「グリゴリ」PART2・・彼らが堕天した理由は情欲だけなのか? [天使]

グリゴリたちは巨人を生み出した張本人ですから、処罰されるのは当然と言えます。でも人間の立場からみれば、彼らは生活を豊かにする多くの知恵を与えてくれたわけです。人類に文化・文明を与えてくれたとも言えます。ギリシャ神話のプロメテウスが、人間に火を教えたことによってゼウスから罰せられますが、なにか似ているように感じます。
神の立場から言えば、契約違反そのものなのでしょう。神は人間が無知のままでいてほしかったのかもしれません。エデンの園を追放されたアダムとエバは、ルシファーの誘惑がきっかけとはいえ、楽園の知恵の木の実を食べたからとされています。人類を神が造る時も、天使の一部はこぞって反対しました。再考を求めたのですが、神は人間の創造を断行したわけです。なぜ神は人間に知恵を与えたくなかったのでしょうか?
一旦、知恵を身に付けると、その知識は欲によって増大します。神自身の特性である「全知」に限りなく近づいていくわけです。現実に「科学」という知識が、全知に近付いているのは疑いありません。今では宇宙にまで人はいけるのですから。

人間が神に匹敵する能力を身に付けることは、神に対しての挑戦にほかなりません。それは傲慢といえます。ルシファーが堕天した理由そのものです。
エデンの園でアダムとイブは知恵の木を食べたことで、知識を身につけてしまいましたが、その知恵の木の横には生命の木があります。もし、エデンの園を追放されなかったならば、やがてアダムもイブもその生命の木の秘密に気が付いたでしょう。
生命の木はその実を食べると不死になります。
たぶん、アダムとイブはその実を食べることになるでしょう。
そうなれば、さらに神に近づくことになります。
だからこそ、アダムとイブは楽園を追放されなければならず、神はケルビムたちに厳重な警戒体制をエデンに敷いたのでしょう。


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