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「コンスタンティン」で見るハーフブリードは的を付いている [映画の中の悪魔]

天使と悪魔は本当に存在するのか?というかなり形至上学的な問題を取り上げていますが、ちょっと考えてみてください。

人間は唯一「魂」を持っている生物です。他の動物は本能で生きているので、「魂」とか「精神」というものがありません。人間の肉体は、細胞でできています。その細胞とはアミノ酸が結合してできたものです。単純に元素の集まりです。その元素の集合が人間の脳を形成しています。では単純な元素の集合である脳に、なぜ「魂」たるものが存在するのでしょうか?

いったいなぜ、「魂」があるのでしょうか?誰がそこに「魂」を入れたのでしょうか?

謎です。何か大いなる力を感じませんか?



話は戻って、映画「コンスタンティン」ですが、キアヌ・リーブスことジョン・コンスタンティンというエクソシストの話であります。レイチェル・ワイズがヒロイン役で、彼女を介して、地獄のマモンが地上に現れることを阻止する物語です。



この映画で面白いのは、「ハーフブリード」という考え方です。堕天使の反乱によって天界大戦争が起こり、結局、大天使ミカエル率いる天使軍が、ルシファー率いる悪魔軍に勝利します。そこで善と悪のバランスを取るため、地上に肉体を持った天使と悪魔が、一般の人間と一緒に日常生活をしているわけです。

ここでは大天使ガブリエルが、ハーフブリードとして登場しています。



天使も悪魔の霊的存在ならば、肉体は持っていません。唯一歴史上、霊体でありながら肉体を持っているのはイエス・キリストだけです。

もしかしたら・・霊体であった天使や悪魔が、肉体を貰って地上に存在していたと仮定したらどうでしょう。

天使ならば 天界での功績によって、肉体を持つことを許される。そして天使であった事を一時忘れて、地上で生を授かり、死してまた天界に戻る。同じように悪魔も然りです。

あくまでも仮説ですが・・・。



尚、肉体を持った霊体については、「エミリー・ローズ」という映画でもほんの少しだけ触れています。


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