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メタトロンとサンダルフォンの関係 [天使]

通常、天使は「神の使い」という意味の「エル」が付きます。ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエル・・・等です。
しかし、メタトロンとサンダルフォンには付いていません。

Michael1.jpgメタトロンの性格については様々な伝承があるります。
「契約の天使」「天の書記」「神の代理人」「小YHWH」(YHWH はヘブライで神を表す)など、様々な異称を持っています。

これ自体がメタトロンの不可思議さでしょう。
76の異名を持つともいうのですから。

中世ユダヤ神秘主義者のなかには「出エジプト記」に現れる「太陽よりも燦然と輝く」顔を持つ天の御使いこそメタトロンであり、天の上から「炎の柱」を使って彼らを導いたという一説があります。
Image450.jpg
一般には出エジプト記の「炎の柱」は神そのものであるとされています。しかしこの説は飛躍しすぎていますね。神がメタトロンを創ったのですから。神を超える者はいません。

偽典「エノク書」ではエノクが天上に昇りメタトロンになったという記述があります。

また預言者エリヤともされる天使サンダルフォンとは、双子の兄弟であるともいわれています。

大天使ミカエルよりも強大だとされ、神と同一視する声もあるぐらいです。

メタトロンは非常に身体が大きく、一説では銀河系ほどとか太陽系ほどとかと言われています。

人間界にいる時は「エノク」という預言者でした。
そして生きたまま、ミカエルの案内で天界に行きます。
そして神の玉座を観るわけです。
当時の彼は恐ろしくて、顔を上げられなかったと言われています。
Enochtoziondp.jpg
後に地上に戻り、天界の教えを導くと、生きたまま「メタトロン」という天使になったそうです。

サンダルフォンです。
名前は「兄弟」を意味し、天国の歌を司るのが職務とされる他、ミカエルと共にサタンと戦う役割を持つともいわれています。

預言者エリヤが生きながら昇天してサンダルフォンとなったといいますからエノクと同じですね。

第五天マティを支配する天使で、天に達するほど巨大な姿の巨人だとされるところもエノクそっくりです。

罪を犯した天使たちを永遠に閉じ込めておく幽閉所の支配者でもあるといいます。しかしその役目は「ウリエル」が濃厚という説もあり、どちらかといえば誕生を控えた胎児の性別を決める天使のほうが合っている気がします。
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