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天使の階級その2 ケルビム [天使]

天使のヒエラルキーの次席は「ケルビム」です。智天使と呼ばれています。

11154180.jpg旧約聖書の創世記によると、神はアダムとイヴを追放した後、命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともにケルビムを置いたといいいます。

また、契約の箱の上にはこの天使を模した金細工が乗せられている。神の姿を見ることができる(=智:ソフィア)ことから「智天使」という訳語をあてられていました。

エゼキエル書10章21節によれば、四つの顔と四つの翼を持ち、その翼の下には人の手のようなものがある。ルネッサンス絵画ではそのまま描写するのではなく、翼を持つ愛らしい赤子の姿で表現されている。これをプット(Putto)といいます。

どうやら、位の高い天使は人間ぽく無いのかもしれません。
非常にセラフィムと類似していますよね。

旧約聖書によるとケルビムの姿は「その中には四つの生き物の姿があった。それは人間のようなもので、それぞれ四つの顔を持ち、四つの翼をおびていた。・・・その顔は"人間の顔のようであり、右に獅子の顔、左に牛の顔、後ろに鷲の顔"を持っていた。・・・生き物のかたわらには車輪があって、それは車輪の中にもうひとつの車輪があるかのようで、それによってこの生き物はどの方向にも速やかに移動することができた。・・・ケルビムの"全身、すなわち背中、両手、翼と車輪には、一面に目がつけられていた"(知の象徴)・・・ケルビムの一対の翼は大空にまっすぐ伸びて互いにふれ合い、他の一対の翼が体をおおっていた(体をもっていないから隠しているという)・・・・またケルビムにはその翼の下に、人間の手の手の形がみえていた(神の手だという)」とされているとうです。

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