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聖天大聖・・孫悟空現る。 [東洋の天使]

道教思想では老師(太上老君)がスーパースターなのですが、さらに有名な天使がいます。
それが、かの有名な聖天大聖孫悟空。
ドラゴンボールで有名になりすぎた感がありますが、西遊記に登場したのが原因でしょう。
西遊記は、三蔵玄奘が中国長安からシルクロードを経て、徒歩で旅をして、インドまで教典を持ってくる話ですよね。

この三蔵の話は史実です。当時は外国へ行くのが禁止(死刑)でしたらので、三蔵にとっては命がけの仕事です。元々、幼少の頃から天才だったそうで、8歳のころには大抵の教典は暗記して理解していたそうです。

その守役で聖天大聖孫悟空がおともするんですね。
当然、お供している時は、出家しています。

仏教では「四苦八苦」という苦しみが、人間の元来あるべき苦悩である、と説きます。
キリスト教では「原罪」でしょうか。
天に住んでいる当時の神々・・・帝釈天・梵天・吉祥天・・などは、元来はヒンドゥー教の神様です。仏教では天部と呼んでいますよね。「四苦ありて四苦なし」です。

永遠(ほび永遠)に生きるため、死はありません。病気もしません。老いもありません。
だけど、美味しいものや上手い酒は飲みたい。イイ女(イイ男)とはいちゃつきたい・・という俗世の煩悩は残っています。だからまだ解脱してはいないんですね。

さて・・・聖天大聖孫悟空です。
中国は東勝神州来国花果山で生まれます。山頂の石から生まれるんです。それだけでも凄いですよね。

孫悟空は元来があばれ者ですが、西王母の蟠桃園の蟠桃を食べることで不死身になります。そのほか太上老君の丹薬を飲むんですから、死なない肉体を持っちゃうんですね。

海竜王に究極の宝である「如意棒」をもらい・・ほとんど強奪です。

なぜこんな力があるんでしょう。
もちろん、蟠桃や丹薬の効果もあります。
孫悟空は須菩提祖師(すぼだいそし)という仙人の弟子なんです。そこで仙術をマスターします。
觔斗運を操ったり、分身したりするのは仙術です。

結果的に釈迦如来に戒められるんですが、それにしてもあの縦横無尽のスピードと疲れをしらない連続攻撃は、まさにスーパーエンジェルに相応しい東洋の天使です。

極小仏像(大)西遊記孫悟空【仏像の天竺堂 仏教美術 中】調べてみると「孫悟空」の仏像も売っているんですね。
高いものは純金製で200万以上もしてました。こちら黄銅だから5000円程度。サイズは70mmだから机上に置いておく感じでしょう。

こちらは、かの有名なドラゴンボールの胴衣だそうです。コスプレにはいいいかもしれません。ドラゴンボール甚平(子供)KOW-045F/H 130cm【通販市場 stmx店】
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